【海外視察】イタリア保育 Reggio Emilia訪問 ー(番外編)ベネツィアでの出来事ー
2024,03,14
お知らせベネツィアでの出来事
レッジョエミリア市への視察以外の日に、水の都ベネツィアまで足を伸ばしました。
ベネツィアの都市は、ユニークな水上都市であり、運河に囲まれた美しい建築物が特徴です。
運河、つまりは水に囲まれた街、ここには道路はなく、車はこの街にはありません。
歩いて街を探索することもできますが、ゴンドラや水上バスでの移動になります。
私たちが訪れた日は年に一度のカーニバルが行われており、華やかな仮面や豪華なコスチュームの方が沢山いて、とても賑やか。
色とりどりの仮面を身につけた人々が街を彩り、楽しいイベントやパレードが開催され、まさにお祭りでした。
そんな素晴らしい日に訪れたことを心から楽しんでいたところ、
帰りの電車がなんと20分後に!
水上バスでの移動は40分ほどかかる上に、カーニバルの日で街全体がとても混雑しています。
さあ大変!
と2秒後にはどうやったら間に合うかをみんなで考えてすぐに水上タクシーに飛び乗りました!
ここまでが本当に早かった!
そしてなんとちゃんと間に合ったのです。
間に合うか焦る気持ちもある中、何が今の最善でできるか考え、とにかく諦めない!この気持ちを強く持って行動すること。
人生においても大事な気持ちだなあと学んだ1日でした。
そして、スタッフの足の速さを発見するきっかけにもなりました。
余談ですが、焦っている私たちをよそに運転手のお兄さんは「大丈夫だよ〜」とグーサインを出すのみ。
また、街中でバスの停車による渋滞があってもクラクションが鳴り響く事もなく。
駅への道のりも急ぎ走る人はほとんどいない。
常に温かく、ゆったりとした時間が流れている、そんなイタリアでした。
私たちも同じ時間を過ごしている。
この温かい気持ちや雰囲気の中、子どもたちと過ごしていきたいそんな気持ちを抱かせてもらいました。